デザインギャラリー1953での展示
私たちの生活と社会はさまざまな事象で取り囲まれています。 それらを数値化するとそこには《データ》という存在が現れてきます。 このデータを単なる数値の羅列ではなく、グラフィックとして視覚表現に変換することで、データの背景に隠された意味や構造が即座に屹立します。 このようなデザインアプローチは《インフォグラフィック》とも呼ばれてきました。
一方、私たちの生活を取り巻くデータの中でも、膨大な量のデータ=ビッグデータは、その全貌を把握することが難しく、従来のインフォグラフィック手法では十分に表現することができません。 そこで登場したのが《ビッグデータビジュアライゼーション》という手法です。この手法は、コンピュータの計算能力をフル活用します。 複雑な情報を単純化せず、複雑なままに扱い、グラフィックに動きやインタラクティビティを付与することで、データ構造の直観的な把握を可能にします。
Takramは、松屋銀座7階・デザインギャラリー1953での企画展、「データとデザイン」展を通じて、 様々なデータの可視化を行い、デザインの発揮しうる役割を紹介しました。
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