Fidgety Machines

ソーシャルメディアにおける心理的不安のためのスペキュラティブデザイン

Fidgety Machinesは、人々がソーシャルメディアからプッシュされる情報を処理するだけの機械になった状況に対するプロジェクトです。人々とソーシャルメディアとの間には、そこで行われるデジタルなコミュニケーションを支えるインフラ、つまりネットワークやスクリーン上のインターフェースなどへの私達の従属関係が潜んでいると考えられます。執拗にタイムラインをチェックしたり、ある出来事について誰よりも早く投稿したがったり、FOMOFear of Missing out: 友人の書き込みを読んでいる時に感じる、自分だけが取り残されているという不安や焦り)を感じたりといった強迫的な行動は、その関係性の発露でもあります。

プロジェクトを進めるにあたって、私達が生み出すデータが常にコンピュータによって監視されているという現実と遠くない世界を設定しました。この監視の目を欺くために、人々は強迫的な行動をむしろ利用して情報にノイズを作り出し、データをジャンク化する。デザインされた3つのウェアラブルデバイスは、強迫神経症の症状として典型的な「チック」をセンシングしてジャンクデータを作り出すための装置です。映像は、このジャンクデータによって混乱したコンピュータビジョンを表現しています。

この作品はUnread Messages展のために制作されました。

Project Information

Expertise:
Year:
2016

Team

Design & Direction:
Yosuke Ushigome,

Owen Wells (ex-Takram)