鉛筆を模したペーパーナイフ
「letter opener」は、六角形の鉛筆から削りだした形をそのままデザインにしたステンレス製のペーパーナイフです。このシンプルな形状から、他の文房具と一緒にペン立てや筆箱にしまえるプロダクトとなっています。馴染みのあるサイズ感が特徴の「letter opener」は、封筒や包装の開封を心地よいものにしてくれます。量産タイプはマット仕上げとなっているが、オリジナルはミラー仕上げで高級感のあるものになっています。
2010年、Takramの田川欣哉と当時インターンの村越淳のコラボレーションにより、文房具のプロトタイプデザインをインナープロジェクトとして10点ほど文房具の試作し展示を行いました。「letter opener」はそのプロジェクトから生まれ、実際に商品化されたプロダクトの一つです。
展示を行っている際にMoMAの目に留まり、2015年からMoMAストアにてマット仕上げのものが販売されました。現在、販売はしておりません。