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Long Life Chilled

画期的な長期保存食品のためのブランドとパッケージデザイン

Takramは、マルハニチロ株式会社の「ロングライフチルド」シリーズのブランディング及びパッケージデザインを担当しました。

ロングライフチルド

ロングライフチルドは、マルハニチロ独自の制菌技術により、食品本来が持つ風味や食感を保持しつつ、保存料不使用で出来立てのおいしさを長期保存することを可能とした、画期的な商品です。

冷蔵食品や冷凍食品に次ぐ「第3のカテゴリー」として、新たな市場を創出することが期待されています。

冷蔵食品や冷凍食品などの調理済み食品が、一般消費者の生活の中でどのような役割を果たしているのか。
どのような意味を持っているのか。
どのように生活に埋め込まれているか。
Takramは、想定ユーザの買い物の同行や、冷蔵庫の中身の調査、共同での調理など、徹底的なユーザ視点のデザイン・リサーチを通じ、インサイト抽出を行いました。

店頭での見栄えのみならず、保存(冷蔵庫)、調理(キッチン)、廃棄という一連のユーザ接点において、最適な形状や質感、コミュニケーションを実現するブランド、パッケージをゼロベースでデザインしています。

パッケージは、カラーバリエーションを使ってのシリーズとしての広がりの表現、調理時間の短さやカロリーなどの機能的表現を担保しています。また、それに加え、一般的なアプローチから離れ、透明のパッケージ、控え目のサイズのシズル写真を採用することにより、商品が持つ安全性、新鮮さ、保存性を非言語的にメッセージとして発しています。

また、「シェフリエ」の名で展開していたブランドを刷新し、「ロングライフチルド」という製品カテゴリ自体をブランド名とすることで、マルハニチロがこの新業界におけるリーダーであり続けるという意思の表明と、新タイプの製品の啓蒙を同時に実現するものになっています。

Team

Project Lead:
Kinya Tagawa
Direction:
Yasuhiro Sasaki
Art Direction & Design:
Kotaro Yamaguchi
Design:
Terushige Enatsu
Co-Art Direction:

Ken Okamoto (Ken Okamoto Design Office)

Photo:

Mitsuru Sakurai

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