ピエール・エルメ・パリのチャリティーイベントのためのコンセプトプロダクト
Takramは、ピエール・エルメ・パリとコラボレーションし、二つのコンセプト・プロダクトをデザインしました。
色とりどりのマカロンを選ぶとき、思い浮かぶものは様々です。 好みの味、色、旬のフルーツや、贈りたい相手、伝えたい気持ち…。マカロンを選ぶとき、味わう喜びのずっと前から幸せな時間は始まっています。“マカロン インビテーション” はマカロンを人へ贈ったり、味わう時間を共有するための、いわば見えない招待状です。「誰かと楽しむマカロン」をテーマにデザインしたのがこの “Macaron Pique-nique” と “Macaron Message” です。
このプロジェクトは、子どもたちの医療と福祉向上のため寄付を行うチャリティーイベント「マカロンデー」の一環です。
ひとつは “Macaron Pique-nique” です。マカロンのほかティーバッグやカップ、生ケーキを持ってそのまま出かけられる、青山店限定のボックス。晴れた春の日のお出かけに、家族やお友達とお楽しみください。
もうひとつは、ギフトのマカロンに「ひとこと」を添えられるカード付きの “Macaron Message”。ちょっとした感謝や応援の言葉を書き込み、贈ることができます。
ピエール・エルメが自身のブティックでささやかに始めた活動『マカロンデー(仏語では “Jour du Macaron”)』。難病とたたかう子どもたちのための寄付金集めを目的とし、2005年に始まったこの活動は、日本では毎年6月の夏至の日に開催されてきました。現在では、ルレ・デセール会員や様々な団体が参加する大々的なチャリティーイベントになっています。商品の販売やイベントで集まった寄付金等は「認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク」を通して子どもたちの医療と福祉向上のための費用にあてられます。
ピエール・エルメ・パリのブランド20周年である2018年の日本開催マカロンデーでは、東京とロンドンをベースに活動するデザインイノベーションファーム “Takram( タクラム)” とのコラボレーションを行います。Macaronday 2018 のためにTakramがデザインしたふたつのコンセプト・プロダクトは、マカロンの喜びが贈り届けられてゆくシーンがより豊かなものになりますように、というメッセージが込められています。
Maki Ota (ex-Takram)
Keta Tamamura
Fukunaga-Print Co., Ltd
Campfire Hotels