FLORIOGRAPHY 2018

Global Holiday Campaign with ISSEY MIYAKE, 2019

FLORIOGRAPHYは、いろいろの気持ちを届けるための、花の手紙とコサージュです。 2018年のホリデーシーズンは "いろいろの" がテーマ。 ISSEY MIYAKEのテキスタイルで作られた花のコサージュが豊かな色彩で登場します。

Concept

いろいろの花が並びます。
花を目にすると、ふと贈りたい人の顔、
喜ぶ表情を思い浮かべてしまうものです。

好きな色の花を選んで、手渡して下さい。
そのとき、いつも抱いている思いを
文字にして、伝えてみてください。

ありがとう、おめでとう。
楽しかった、また一緒に。
好き、大好き。
水曜日はごはんに行こう。

お祝いや感謝、応援やお誘い。
特別な気持ちも、普段からの言葉も。

FLORIOGRAPHY は、
いろいろの気持ちを届けるための、
花の手紙とコサージュです。

Story

ホリデーシーズンは大切な人に思いを馳せるとき。
いつもは言葉にできない思いを、花に託して贈りませんか。
あなたのメッセージが、花のコサージュをやさしく包みます。

メッセージカードには "COLOURS" "YOU" "STORY" ...
といったキーワードが用意されています。
言葉を丸で囲んだり、そこからつなげてメッセージを自由に書き込むこともできます。
家族、友人、恋人の笑顔を想像しながら、あなただけの「花言葉」を綴ってください。

Textile

ISSEY MIYAKEのオリジナル素材、Steam Stretch*をベースに、架空の花を表現しました。正方形の生地に スチームを当てることで、生地が縮んで立体的な花のフォルムが生まれます。

*Steam Stretch は、折り目があらかじめ織り込まれた一枚の布を蒸気で縮めるテクニック。

Instagram Short Story

ホリデイシーズン期間中、「いろいろの」感情を送り合う写真とショートストーリーのシリーズを制作し、Instagramにて掲載しました。

You and I

一緒に冬の海に行こうよ
焚き火をして
それぞれ本を読もう

まず二人で本屋にいかなきゃ
私たち、きっと全然違う本だね

それから、花を贈ります
帽子か、ジャケットの胸元にどうぞ
似合わなかったら、私にちょうだい
似合うと思うけど──

そう書いた手紙、届いてるかな
ゆっくり、待つね

Night

お互いに呼び方を変えて、
まだ慣れないね
声に出すと照れるので、
しばらくは手紙のなかでだけ呼びます

これからもっと寒くなるね
ゆっくり、あったかく過ごそう

ふたりの冬の宿題は
星座をみること
スケートすること

雪の朝に待ち合わせるなら
赤いコート、と決めています

Eyes

きみの目を思い返す
目に映る夕陽の色

色がゆっくり変わる
無言の時間も会話のうちだね

手紙、届きました
いましばらくカバンのなか
気持ちを発酵させてるところ

カバンを開けるたび、
手紙と目が合う!
ちょっとずつ、返事を考えてる

Colours

受け取ってから返事を考える時間
便せんにインクが染み込む時間
返事をじっと待つ時間

いろいろの時間の、
全部が封筒に入っている

Lights

封筒から貝殻が出てきた
いつかの海岸の記憶

寄せる波
ひとつずつに名前をつける
あの日の不思議な遊びを思い返す

海岸通り
幾重にもなって
消える光

手紙が過去の記憶に錨をおろす

Time

いってらっしゃい。
たまに電話しようね。

いざ会えなくなると寂しい
これまで受け取った手紙を数えてみる
思ったより少なくて不思議
以前のは、まだ口調がかしこまってるね

世界の、季節の反対側を想像する
冬の夜は長いね

今日手紙が届いた
階段をかけながら封を開ける
深呼吸して読む
くりかえし

CREDIT

Client: ISSEY MIYAKE INC.
Creative Direction, Concept, Copywriting, Stories: Kotaro Watanabe (Takram)
Art Direction, Logo Design, Graphic Design, Illustration: Kotaro Yamaguchi (Takram)
Graphic Design, Web Design: Takeshi Saijo (Takram)
Photography: Yosuke Suzuki (erz)
Support: Terushige Enatsu (Takram)

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