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Photovolphilia

エネルギーの存在を喜びとして享受することを求めるオブジェクト

Takramは、これまでとは異なるエネルギーシステムとの関係を育むために、観葉植物の形を借りて生活空間にソーラーパネルをもち込むオブジェクトを制作しました。

エネルギーグリッドは、何十年にもわたって社会を動かしてきました。常に存在し流れ続けるエネルギーは現代生活の活力の源で、それなくしては生活の多くの側面が成り立ちません。

しかし、そのシステムや仕組みは私たちの暮らしの裏側に隠されており、深く理解されているとは言えません。化石エネルギーの燃焼が原因のひとつである気候変動の最中にいながら、私たちの多くはエネルギーというものがどこから来るのかも知らず、無尽蔵に供給されることを当然として生活しています。

このプロジェクトは、エネルギーシステムが私たちにとって見えない状態であることに異を唱え、生活に電力を供給するインフラと、ある種の親密な関係を築くことを提案します。それは、自然エネルギーの一定でないリズムを受け入れ、その物質性を愛で、その生命を育む力をあらためて喜び享受することを意味します。

太陽からエネルギーを得ようとする生来の欲求。これを私たちは「Photovolphilia」と名づけ、それを体現し、エネルギーシステムの物質性に親密さを感じられるような、オブジェクトをデザインしました。

The project is one of the outcomes of Close To Home, our ongoing research project about energys anonymity.

Team

Concept Development & Design:
Yosuke Ushigome (ex-Takram), Michael Pecirno (ex-Takram), Jonathan Skjøtt (ex-Takram)
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